お知らせ
ご利用者様 皆で作った作品が展示出来る運びとなりました!!!
瀬戸信用金庫 栄支店 にて
3月 1日 (火) ~ 3月 31日 (木)
御時間のある方、銀行に用事のある方 是非、見に来て下さい(^-^)
ご利用者様 皆で作った作品が展示出来る運びとなりました!!!
瀬戸信用金庫 栄支店 にて
3月 1日 (火) ~ 3月 31日 (木)
御時間のある方、銀行に用事のある方 是非、見に来て下さい(^-^)
小学三年の時のこと。
当時、自動販売機もない小さな田舎町に住んでいた。
そんな田舎町に突然、大きなスーパーマーケットができた。
といっても、今ではどこにでもあるようなスーパーマーケットだけれど、
中に喫茶店があって、大人たちは喜んだ。
もちろん子供たちも喜んだ。
おもちゃがあったのだ。
田舎町だったから、おもちゃ屋に行ったことのある子供なんて少なかった。
私も毎日のようにおもちゃを眺めるために出かけた。
ある日、ショーウィンドーの中のおもちゃを眺めていると、
私くらいの男の子を連れた女性が入ってきた。
男の子は私と同じショーウィンドーにひっつき、
おもちゃを見始めた。
少年に知的障害があるのはすぐにわかった。
一年生と二年生の時に、同じクラスに知的障害を持つ同級生がいた。
ほかのクラスの生徒が彼をいじめると、
私たちはクラス全員で仕返しに行ったものだ。
私たちはとても仲が良かった。
おもちゃを眺める少年の母親に、
店員は愛想良く、商品の説明を始めた。
私はその少年を見つめた。
私は彼が眺めるおもちゃの楽しさを知っていた。
私は持っていなかったが、友達が持っていて、
遊ばせてもらったことがあるのだ。
私はそのおもちゃの楽しさを伝えたかった。
「見ちゃいけません」
と急におもちゃ屋の店員が言った。
そして私をにらんだ。
私に男の子を見てはいけないと言ったらしい。
男の子の母親は黙っていたが、
その目に悲しみが宿っていたことを見逃さなかった。
子供はそういうことに敏感なのだ。
私はそんなくだらないことを言う店員なんてどうでも良かった。
男の子の母親の反応が気になってならなかった。
私は今でも思う。
店員は善意のつもりなのだろうが、明らかに「差別意識」をも持っていた。
子供が子供を見つめるのだ。
ひとりが障害を抱えていたってかまわない。
仲の良い友達になれるかもれないし、
なれないとしても、子供はそこから多くのことを学んでいく。
その店員は私に向かって、
「おもちゃのことを教えてあげて」
と言うこともできたはずだし、
店員としての立場があるなら、何も言うべきではなかった。
男の子の母親は、我が子の障害については誰よりも理解している。
だからこそ、健康な子供と同じように接してほしいものだ。
店員の言葉で、母親は悲しまなければならなかったと思う。
誰だってハンデを抱えている。
それが目に見える身体的ハンデか目に見えない心のハンデかの違いに過ぎない。
人は生まれながらに貧富の差や身体的な差がある。
家庭環境の違いも、あらゆる能力の違いもある。
けれども、特に何も知らない子供は、平等に差別なく、
育てられなければならない。
私も言葉や行動に気をつけながら人と接したい。
人はいくつになっても過ちを繰り返すものだから。
漆喰の壁を塗ります!
そう聞いて早速ようすを見に行ってきました!
さすが!職人さんの手さばきはスゴイ!!と思いました。
漆喰とは・・・
消石灰に麻糸などの繊維質、フノリ・ツノマタなど膠着(こうちゃく)剤を加えて水で練ったもの。砂や粘土を加えることもある。壁の上塗りや石・煉瓦(れんが)の接合に用いる建材です。
現場の職人さんに聞いたら、ムチと呼ばれる藁をまぜまぜしてあるらしいのだ(^^)/
名古屋港水族館に行ったときのこと。
深海魚の水槽の前に椅子が横に五つばかり、
それが三列並んでいた。
私は真ん中の椅子に座る。
前に若いカップルがいて、キスをしている。
深海魚の水槽の前でキスをするのはどんな気分なのか
聞いてみたかったけれど、もちろんそんなことは聞かなかった。
家に帰ってから、
「あのとき、深海魚の前でキスしたよな」
と男が言い出し、
「したね♪ だって急にするんだもん」
「お前がしてほしそうだったんじゃないかよ」
「そんなことないよー」
なんていちゃつくのだろうか。
それからふたりは……
何をバカな妄想しているんだろうか。
まだ仕事の途中なのに、こんなことしてる場合じゃない。
とにかく若いってうらやましいと言いたかった。
先日、観たテレビの話題を。
ある母子家庭で子どもは小学校五年生と三年生の男の子。
母親は難聴でほぼ耳が聞こえない。
いつの頃からか長男が父親がわりになっている。
ある日、弟が宿題をせずに遊んでいる。
お兄ちゃんが注意。
聞かない弟。
やがてケンカに。
そこに 母親が帰宅。
弟は母親に甘える。
「どうしたの?」と母親。
兄は理由を話すうちに、こらえきれずに泣く。
その時初めて、母親は長男が無理をして
父親役をしていることに気づく。
お兄ちゃんといえど、まだ五年生。
遊びたいし、父親役は荷が重いはず。
「遊びたいときは遊んでいいんだよ」
「お兄ちゃんだからって全部しなくていいんだよ」
と母親は声をかける。
そして親子で抱き合って泣く。
すばらしい親子関係だと思った。
お互いを想い合える関係。
私にも娘がいますが、彼女にもこんな聡明な少女に育ってほしい。